読み物:ごみ処理データを深掘りする
環境省の公開データを見ていると、単純なランキングだけでは分からない「なぜ?」に出会うことがあります。そうした数字の裏側を、データにもとづいて掘り下げていく連載です。
埼玉県日高市のリサイクル率はなぜ99.8%なのか?「R」と「R'」の差から見える実態
全国トップクラスのリサイクル率99.8%を誇る日高市。しかし、より厳格な指標「R'」では14.6%と埼玉県平均を下回ります。2つの指標の違いから見える本当の実態とは。
データ深掘り箱根町の1人1日ごみ排出量はなぜ全国トップクラスなのか?観光地の「隠れ人口」問題
人口1万人の箱根町のごみ排出量は全国平均の約4倍。事業系ごみの比率から、観光地特有の統計のからくりを読み解きます。
データ深掘りコロナは家庭ごみを増やし、事業系ごみを減らした——全国データで見る5年間
令和2年度、家庭ごみが約57万t増え事業系ごみが約137万t減った「ねじれ」は、5年かけてどう推移したのか。全国集計で振り返ります。
データ深掘り山口県のリサイクル率はなぜ1年で10ポイント消えたのか
32.5%から22.7%へ、県内のほぼ全市町で同時多発的に起きたリサイクル率の急落。厳格な指標R'でも同様の下落が見られた謎を追います。
データ深掘り福岡県のある地域だけリサイクル率が「R94%→R'5%」になる理由
鞍手町・宮若市・小竹町で6年間安定して続く、日高市を上回るR-R'ギャップ。1つの町ではなく地域ぐるみで起きる現象を検証します。
データ深掘り滋賀県犬上郡の高リサイクル率はなぜ忽然と消えたのか
かつて90%台だった多賀町・愛荘町・豊郷町のリサイクル率は、年ごとに大きく変動しながら50〜70%台へ。福岡県とは違う不安定なパターンを読み解きます。
データ深掘り人口はあるのに、ごみがほとんど出ない町——双葉町・大熊町のデータが語る歩み
全国平均の1/6以下という極端な排出量の背景にある、震災・原発事故からの復興の道のり。数字の緩やかな増加が語るものとは。
データ深掘り人口10万人の泉佐野市が「観光地型」のごみ排出パターンを持つ理由
コロナ禍でも変わらなかった高い事業系ごみ比率。観光地とは違う、関西国際空港という特殊な立地要因を検証します。
データ深掘りごみ処理費、東京は高くて当然?奈良・島根がトップという逆転現象
「都会は高い、田舎は安い」が崩れる理由を、処理施設の規模と集約度という視点から読み解きます。
データ深掘りリサイクル率が高い県ほどごみが減るとは限らない、というデータの話
都道府県別の相関係数は-0.558。北海道や三重県など、直感に反する「例外」の県から見える、リサイクル率という指標の限界。
データ深掘り全国の最終処分量はこの6年で2割減った——静かに進む「埋立ゼロ」への道
総排出量の減少ペースを上回るスピードで進む最終処分量の削減。地味だが確実な「埋立ゼロ」への歩みを数字で確認します。
データ深掘り過疎地なのにごみが多い3つの町、理由は三者三様だった
夕張市・根室市・新上五島町、いずれも1人あたり排出量は全国上位。しかし事業系ごみの急増、水産加工業、離島特有の事情と、背景はそれぞれ異なります。